「Hidizs XO」のサウンドは「ES9219C」DACチップセットによるESSらしい明瞭なサウンドを維持しつつ、ややドンシャリ傾向で鳴る印象。高域はスッキリしていますが非常に鮮やかで曲によっては派手さのある方向で鳴ります。とはいえ「ちょっとアクセントがある」というちょうど良いレベルで過度に強くはありません。高域の刺激が強めのイヤホンなどではより鮮烈に感じるかも知れませんが多くの場合は聴きやすくかつスッキリしたサウンドを楽しめるでしょう。また低域も僅かにブースト感が有りよりダイナミックな印象を持ちます。滑らかさやニュートラルさという点ではより優れた製品は存在すると思いますが、非常に鮮やかで臨場感があり、質感を維持しつつ「元気で楽しい」音を鳴らしてくれます。
そして中音域はニュートラルで癖の無い音を鳴らします。高域及び低域に多少強調を感じるものの凹むことはなくボーカル域も音源のESSらしい明瞭な音像で鳴らします。デュアルDACおよび内蔵されたL/ R独立のデュアルアンプの恩恵により淡泊になることは無く高い分離感と透明感を維持しつつ十分な密度感を持っています。
このモデルでは「AP80-X PRO」と同様にデュアル構成の「ES9219C」DACチップセットを搭載していますが、小型オーディオアダプターの「Hidizs XO」ではアンプ部も「ES9219C」の内蔵ユニットを使用している点が異なります。そういった意味では本来は「ES9219C」そのものの音になると思われますが、同社としてのチューニングが活きており、派手なイルミネーションと呼応するように、スピード感のあるロックやアニソン、あるいはEDMなどと相性が良く、ゲーミングや動画視聴でも迫力のあるサウンドを楽しめます。
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